2015年3月22日 次の作業に向けて八戸港に入港しました。この後、25日から31日までは引き続きS4:三陸沖北部サブシステムの後埋設作業を行ない、4月からはS3:宮城・岩手沖サブシステムのケーブル敷設工事に移りました。
→S3ケーブル敷設工事へ
2015年3月11日 作業海域に到着しても天候は回復せず、この日も荒天待機継続となりました。幸い夜半過ぎには海気象も回復し、ROVによる後埋設作業を再開することができました。
2015年3月11日 前線を伴った複数の低気圧の影響により荒天待機を余儀なくされました。天候が回復すればROVでの埋設作業を再開する予定ですがKPLの船上には雪が降り積もっています。
2015年3月9日 ROVの着揚収を制御するKIOSK(電話BOXのような作業部屋)です。フレームの振り出し、振り入れ、アンビリカルケーブル(ROVに電源や信号を供給するケーブル)の繰り出し、繰り入れをここで制御します。ROVが海中にあるときは昼夜を問わず常時人が詰め、ROVの移動距離に合わせてアンビリカルケーブルの出し入れを行います。
2015年3月7日 S5:釧路・青森沖システムのケーブル陸揚げを恵比須浜で終えた後、KPLは八戸沖でROVでの後埋設作業を行ないました。写真は海底投入のために吊り上げられたROVです。
2015年2月21日 本日の作業を終え、KPLは再び沖合へ戻ります。この後は今回の陸揚げ地点から沖合へ向かってケーブルの敷設作業を進めていきます。
→S5の八戸陸揚げ工事へ
2015年2月21日 説明会では、S-netの概要と陸揚げ作業の説明を行い、地元の方やプレスの方に御参加頂きました。八戸市水産科学館マリエント様展望デッキからは陸揚げ作業全体の様子が一望できました。ちょうど窓の向こうにKPLが見えています。
2015年2月21日 午後は八戸市水産科学館マリエント様5階へ場所を移し、説明会を実施しました。文部科学省 研究開発局 地震防災研究課 課長補佐 出口夏子様より御挨拶を賜りました。
2015年2月21日 小林八戸市長にはセレモニーにも御臨席を賜りました。防災科学技術研究所理事の石井利和と記念撮影。
2015年2月21日 八戸市長の小林眞様が見学会場にお見えになりました。
(金沢室長より陸揚げ作業についての説明を受けられる小林八戸市長)
2015年2月21日 ケーブルの先端(写真中央)が陸上に引き揚げられていきます。
2015年2月21日 ケーブルの先端(ピンクのブイ)が陸揚げ地点に近付いて来ました。今回は湾の形状などによりケーブルを直線的に陸揚げできないので、ケーブル敷設船と陸揚げ地点の間に配置した海上作業船を経由し、ケーブルを曲げながら陸揚げ作業を行っています。
2015年2月21日 海底ケーブルを敷設船から繰り出す様子。海底ケーブルは重いのでロープの時より浮力体(浮輪)が多く必要になります。
2015年2月21日 ケーブルの先端に取り付けたロープを陸側のロープと接続し、陸地の牽引機で巻き取りながらケーブルを引き揚げていきます。
2015年2月21日 敷設船側から見た風景です。KPL船内に格納しているケーブルに浮輪を付けて少しずつ繰り出していきます。敷設船から海上作業船の付近まで浮輪が点々と続いています。
2015年2月21日 6:40 本日の陸揚げ作業催行が決定! その後、作業は進み、KPLは沖合約800mの場所に固定されました。手前の船は海上作業船です。
2015年2月21日 6:15 当日の朝を迎えました。昨日より波は穏やかですが、空には雲が広がっています。
2015年2月20日 陸揚げ工事前日。八戸漁港恵比須浜に到着した私たちをKPLが迎えてくれました。KPLは宮城・岩手沖で一仕事終えた後、この八戸沖にやって来ました。天気は良いですが風が強く、波も高いです。
2015年2月10日 約半年ぶりの三陸沖北部更新です。今回の工事を行う海底ケーブル敷設船も「KPL」です。
2014年8月13日 今回のKPLでの作業写真の最後になります。関門橋を臨む北九州市の門司港へ戻ってきました。
2014年8月7日 船内格納・作業場所です。4月の出航時に船内に格納されていた28基の観測装置のすべてが、海底へ敷設・埋設されました。予定の作業を終え現在回航中です。
2014年8月7日 ROVモニターです。ROVの海底位置、姿勢、海底に溝を作るためのジェット水流等々を船上でモニターしながら、ROVによる後埋設を進めていきます。
2014年8月8日 水中ロボット「ROV」です。観測システムの敷設・埋設工事の締めくくりとして、埋設機では埋設できない区間に対してROVによる後埋設作業を行います。
2014年8月7日 海底ケーブルに取り付けられた音響リリーサーです。船上からの音響信号に返答し、海中でその位置を知ることができます。音響リリーサーの位置をモニターしながら、ケーブルを所定の位置へと移動させ、コマンド信号によってケーブルをリリースし着底させます。
2014年8月8日 船上で接続され一つに繋がったケーブルのうち、最後に海底へと投入される部分です。音響リリーサー(切り離し装置)を接続したロープを用い、海中での位置をモニターしながら、海底の所望の位置へと下ろしていきます。
2014年8月5日 船内に設置された試験室で、接続する前のケーブル端から給電、通信を行い、敷設・埋設した観測装置の動作確認を行います。
2014年8月6日 船上で最後の接続作業を行います。観測装置の動作チェック、ケーブル接続作業を行う間、本船は船位を保ったまま、海底から続く2本のケーブルを保持し続けます。
2014年8月5日 28基目の観測装置の敷設です。これで三陸沖北部ルートのすべての観測装置が海底に設置されました。
2014年7月27日 ブイを投入している様子です。埋設区間と敷設区間が混在しているため、一つながりのケーブルルートとはいえ、一筆書きのように作業を行うことができません。分割して敷設・埋設作業を行い、それらを最終的に接続することになります。一つの区間の作業を終えて別区間の作業に移る際に、大型ブイを用いてケーブル端を海面付近に保持しておくことがあります。
2014年7月29日 埋設機投入の様子です。観測装置および光海底ケーブルを海底下に埋設する区間では、埋設機を投入して敷設同時埋設を行います。
2014年7月29日 ケーブル接続部分の外観です。この後、船尾のシーブから海中へ投入されます。
2014年7月29日 ケーブル接続作業の様子。海底から引き上げたケーブル端(5月に敷設したもの)と、これから敷設を行うケーブル端との接続です。
2014年7月22日 黄色い探線アンカーで海底を曳きながら、ストリーミングケーブルを引っかけて回収します。そこから海底ケーブルを引き上げ、船内の海底ケーブルと接続して、海底への敷設作業を再開します。
2014年7月22日 探線作業の結果、海底に置かれていたストリーミングケーブルを船上へ引き上げたところです。ストリーミングケーブルとは、敷設作業を中断するときなどに探線用として、海底ケーブルの先に延ばしておくケーブルで、水深によりますが数百m~10数km程の長さになります。
2014年7月22日 5月までに敷設したケーブル端の探線を開始しました。
2014年7月22日 5月末に敷設工事を中断した海域に到着。ここから工事再開です。
2014年7月18日 いよいよ三陸沖に向けて北九州の門司港から出港です。
2014年7月18日 ドッグから明けてきた海底ケーブル敷設船「KDDIパシフィックリンク号」。三陸沖北部の敷設工事再開に向けて出港準備中です。
2014年5月26日 北九州の門司港に入港しました。今日でドック前の工事は一旦終了です。日本丸のお隣に着岸しました。
2014年5月19日 船内のケーブルタンク内の様子。もうすぐLWSケーブル(白色)からLWケーブル(ピンク色)に変わります。ケーブルの種類についてはこちらをご覧ください。
2014年5月18日 作業再開です。ついに手前にあった観測装置はすべて海底に敷設し、ラックは空になっています。
2014年5月17日 今日は荒天のため作業を中断しています。晴れてはいますが、風速20m/s以上の強風が吹いており波が高いです。波風に船を立てて耐えています。
2014年5月16日 アシカ(?)の群れが船の周囲を泳いでいました。
2014年5月5日 4月20日に宮古市中の浜に陸揚げしたケーブルの埋設作業のため、水中ロボット「ROV」を投入します。
2014年5月2日 Lay4の埋設区間が終了し、埋設機の揚収です。
2014年4月27日 クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」号が目の前を通過して行きます。
2014年4月21日9時30分頃 今日も波は穏やかで作業は順調に進んでいます。ちょっと曇っていますが、昨日よりは少し暖かいです。
2014年4月21日8時30分頃 海底ケーブルの先端が見えてきました。
2014年4月21日8時過ぎ 陸では重機がせっせとロープを引いています。
2014年4月21日8時 陸までまっすぐ届いています。海はとても穏やかです。
2014年4月21日8時 船内の様子です。陸へ向けてせっせと海底ケーブルを繰り出しています。写真は沿岸や浅部で用いられる直径41mmの外装ケーブル(DAケーブル)に、更に外側に直径93mmのポリウレタン防護管をかけたものです。
2014年4月21日 チューブブイです。海底ケーブルの先端が結ばれています。ブイに書いてあるS4とは三陸沖北部ルートのことです。
2014年4月21日6時 宮古市中の浜への海底ケーブル陸揚げ作業2日目です。今日は三陸沖北部ルートの海底ケーブルを敷設船から陸へ引き揚げます。陸揚げ前の船上の様子です。
2014年4月20日 波も穏やかで今日は順調に作業が進んでいます。晴れていますがとても寒いです。
2014年4月20日11時過ぎ 海底ケーブルの外装部分を剥がしています。陸揚げしたケーブルを限られた空間に収納するためです。
2014年4月20日 海底ケーブルを移動させるのもとても大変です。
2014年4月20日10時前 海中のダイバーと海上の小型船の共同作業でせっせと海底ケーブルのルートを修正していきます。海底ケーブルは決められた位置に沈めます。
2014年4月20日 海底ケーブルのルート修正など敷設工事にはダイバーによる作業もあります。
2014年4月20日 防波堤から見る海底ケーブル敷設船「KDDIパシフィックリンク号」。とても大きい船です。
2014年4月20日 多くの人の手によって海底ケーブルは引き揚げられています。
2014年4月20日8時前 海底ケーブルの先端が陸に揚がりました。
2014年4月20日7時30分 これが陸側です。海底ケーブル先端に取り付けたロープを重機が巻き取りながら、ケーブルを引き揚げます。
2014年4月20日 海底ケーブル先端に取り付けたロープを陸側の重機が巻き取りながら、ケーブルを引き揚げます。
2014年4月20日7時 中の浜に向けて敷設船からケーブルを繰り出していきます。
2014年4月20日 海底ケーブルを浮かせて陸まで運ぶためのチューブブイです。
2014年4月20日5時45分 宮古市中の浜の沖合いです。海底ケーブル陸揚げの日です。今日は宮城・岩手ルートの沿岸部分の海底ケーブルを敷設船から陸へ引き揚げます。
2014年4月16日 観測装置が着水。
2014年4月11日 船尾のシューターから海へ投入開始。
2014年4月8日 リニアケーブルエンジンを通過する観測装置。
2014年4月8日23時 今回最初の地震津波計(観測点17)の設置です。
2014年4月8日 観測装置はクレーンでトラフへ移動される。
2014年4月8日 埋設機の投入。いよいよ敷設工事開始です。
2014年4月8日 岩手県宮古沖に到着
2014年4月8日 船内に格納された観測装置(地震津波計)。すべての観測装置が海底ケーブルと繋がった状態で上手に格納されています。
2014年4月7日 日没の津軽海峡を航行中
2014年4月4日 北九州港を出る海底ケーブル敷設船「KDDIパシフィックリンク号」より。今回敷設する地震津波計と海底ケーブルを北九州港で船内に積み込み、岩手県宮古沖に向けて出港。
2014年4月4日 船内のケーブルタンク内に格納された海底ケーブル。
2014年4月1日 北九州港に停泊中の光海底ケーブル敷設船「KDDIパシフィックリンク号」。海底ケーブルと観測装置は船尾にある特設シューターから海へ繰り出されます。
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