科学技術庁 |
防災科学技術研究所 |
科学技術庁防災科学技術研究所(所長:片山恒雄)は、平成12年6月16日に有珠山の山体表面温度観測を実施しました。観測飛行コースは、山頂から昭和新山を東西に横切るコースと洞爺湖岸を東西に横切るコースで、飛行高度は3,100mです(図1参照)。
観測結果を即時処理し、下記の結果を得ました。
(1)有珠山山頂部及び昭和新山地域に、新たに顕著な熱異常域は見られない。
(2)西山、金比羅山の火口群の最高温度はそれぞれ56℃、54℃である。
これまでに実施した観測結果との比較を表1と表2に示す。また可視光画像及び各領域の温度画像を図2〜図5に示す。
表1 観測諸元比較
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*対地高度は基準面高度を700mとしたときの値。
表2 主な地点の最高温度比較表
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注 2000/6/16及び**の項は即時処理による暫定温度値。
問い合わせ先: | ||
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地震調査研究センター | ||
火山噴火調査研究室 | 鵜川、藤田 | 0298-58-1004(直) |
管 理 部 企 画 課 | 深井、田中、池田 | 0298-52-0814(直) |