このページは更新が終了しています。最新の情報は下記をご覧ください。
防災科研Webサイト(リンク先:https://www.bosai.go.jp
最終更新日:2012年1月27日
                           平成12年3月30日 
                            科学技術庁      
                           防災科学技術研究所
 
火山専用空中赤外観測装置による北海道有珠山の山体表面温度観測について
 
 
 科学技術庁防災科学技術研究所(所長:片山恒雄)は、火山専用空中赤外映像装置(火山体表面の温度分布等について、可視光域から熱赤外域まで測定可能。)をチャーター機に搭載し、活発な火山活動が続いている北海道有珠山について、山体表面温度の観測を実施することといたしました。
 観測のスケジュール等は、以下のとおりです。
 
○観測スケジュール
 3月31日(金)
 12時頃 観測航空機 名古屋空港から函館空港へ移動
(観測できる天候の場合)
 16時頃 有珠山上空着・観測開始
 18時頃 観測終了
 19時頃 函館空港着
 数時間後に暫定画像を作成し、公表。
 *火山活動状況を見て、更に観測を実施予定。
(天候不良の場合)
 4月8日(土)頃まで、函館空港に待機し、天候の回復を待ち観測を実施。
 
○観測内容
・観測飛行コースは、火山活動状況等を勘案し現在検討中。
・観測されたデータを着陸後、電話回線により防災科研(つくば市)に送信。
・防災科研においてデータ処理し、数時間後に暫定画像(おおよその最低及び最高温度が分かるカラー温度分布画像)を作成し、公表。
・その後、3・4週間かけて、地形の高さの補正や飛行中の風による揺れを補正した精度の高い最終データ(画像)を作成。




 
問い合わせ先
防災科学技術研究所 管理部企画課 深井、関根
電 話 0298−51−1611(代表)内242
    0298−52−0814(直通)
F A X 0298−51−1622