このページは更新が終了しています。最新の情報は下記をご覧ください。
防災科研Webサイト（リンク先：https://www.bosai.go.jp）
最終更新日：2012年1月27日

有珠山の山体表面温度観測について

（平成１２年度第８回観測速報結果）

　

防災科学技術研究所

　

　防災科学技術研究所では平成１２年１０月２４日に今年度第８回目の有珠山温度観測を実施し、下記の結果を得た。

　

１．これまでの観測結果との比較

　

（１）観測諸元比較　（別添表１）

　

（２）主な地点の最高温度比較表　（別添表２）

　

２．まとめ

　有珠山山頂部及び昭和新山地域に新たに顕著な熱異常域は見られない。西山火口群NB火口では136℃を観測した。この温度は、新しい火口群の温度としてこれまでの一連の観測で最も高い値である。NC火口及び金比羅山火口群の最高温度は、前回の観測値と大差ない。

　なお、これらの観測温度値は、噴気・噴煙の影響を受けていると考えられる。

　

連絡先：　防災科学技術研究所　　

地震調査研究センター

火山噴火調査研究室